建設業の原価管理/実行予算/現場担当者の儲ける力

儲かっている会社は当たり前のことを継続しているだけ

現場で儲けてくる社員が必ず実践していること

原価意識の高い社員であれば、自分の現場が儲かっているのか、そうでないのかはだいたい想像がつくでしょう。

 

それでは、儲ける社員は、他の社員と何か違うことしているのでしょうか?
決して特別なことをしているわけではありません。

 

常に最終原価を予想し、予算をオーバーしている費目と改善できる費目を探しているだけです。

 

単純なことかもしれませんが、これを徹底して実践しています。
頭の中ではなく、書面で必ずやっています。会社としては、全ての社員にそうなって欲しいところです。

「現場の赤字は、その現場で取り返す」という強い気持ち

すべての現場担当者が、正確に最終原価を予想できるようになれば、過去の赤字を取り戻すこともできます。

 

大切なのは、今日の赤字にいち早く気が付くことです。
そして、全社的なバックアップ体制のもとで、現場の改善策を検討することです。

 

「この現場は赤字だけど、次の工事で儲ければいいや・・・」
と思っているうちは、いつまでたっても儲かりません。

 

「この現場の赤字は、この現場で取り返す!」
というつもりで管理をしましょう。

 

赤字現場が最後には黒字に転換していることだってよくあります。

儲ける会社は、当たり前のことを徹底して継続しているだけ

ここまでに書いたことは、ごくあたり前のことです。
では、御社にはこの当たり前のことをするための仕組みや明確なルールがありますか?
それを徹底して実践していますか?
原価管理は徹底して継続することが重要です。

 

まずは、成果よりも習慣化することを目指しましょう。
最初のうちは形式にこだわらず、やりやすい方法を探しながら実践してみるのも良いでしょう。
苦手意識の強い社員に対して、継続的に原価管理をさせることが最初の関門です。
これを過ぎれば徐々に会社全体の利益は増加し始めます。

 

建設会社の社長さん、従業員さん、毎日お疲れ様です。

たとえ今日は現場が赤字だったとしても

クヨクヨせずに、明日は必ず利益を出しましょう。

御社の利益が右肩上がりで増え続けますように!

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